札幌馬主協会

お知らせ・イベント

ジェイエス冬季繁殖馬セールが開催されました

1月27日に静内の北海道市場でジェイエス冬季繁殖馬セールが開催されました。

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昨年秋に行われたジェイエス秋季繁殖馬セールに引き続き、新型コロナウィルス感染拡大対策が講じられる中、

34頭(受胎馬17頭・空胎馬7頭・未供用馬10頭)の上場馬に購買者登録217名の注目が集まりました。

 

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平年より降雪の多い日高。

セール当日は早朝からスタッフによる雪かきで準備が始まりました。

 

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受胎馬は屋内展示場にて待機。おなかの大きさが目立つ

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購買者は思い思いにお目当ての馬のところまでじっくり見に行く

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セール成績は主に

JRA特別を含む4勝を挙げたグレイスミノル(サトノクラウン受胎)が1,650万円(税込)で落札されるなど

1,000万円を超える高額落札馬が5頭を数え、

取引総額は55頭が上場した昨年を上回る1億1,000万円を記録しました。
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この日の最高落札額馬は

上場番号205番 フローラルパーク(2016年生・JRA3勝・未供用・父ヘニーヒューズ 母フェアノータム)18,700,000円で

(有)ムラカミファームが落札しました。

 

上場頭数:34頭(前年55頭)

売却頭数:21頭(前年30頭)

売却率:61.76%(前年54.55%)

平均価格:4,776,190円(前年2,914,667円)

売却総額:100,300,000円(前年87,440,000円)

(税抜)

 

新年明けましておめでとうございます

旧年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年でしたが、開催を中止することなく競馬を継続することができました。

こうした状況下にあっても、皆様から多大なるご支援・ご愛顧をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

 

新型コロナウィルスが早期に収束することを願いながら、

会員の皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

ジェイエス秋季繁殖馬セールが開催されました

前日のノーザンファーム繁殖牝馬セールに続き、10月28日(水)には静内北海道市場でジェイエス秋季繁殖馬セールが開催されました。

静内にある競走馬の総合商社、株式会社ジェイエスが主催する繁殖牝馬のセールで

生産牧場の「血の入れ替え」には欠かせないせりとなっています。

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牝馬三冠馬デアリングタクトの母デアリングバードや、中山グランドジャンプなどの勝馬オジュウチョウサンの母シャドウシルエットが
このジェイエス繁殖牝馬セールで取引された馬であったことは記憶に新しく、
まさしく日高の馬の「宝探し」と謳われるようになってきました。

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 よく晴れた空の元、上場馬215頭を購買者がみて周り、思い思いに馬体をチェックしていました。

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この日の最高落札馬は

上場番号18番 マルルー(2015年生・5戦入着・ジャスタウェイ受胎・父キングカメハメハ 母スティンガー)

33,000,000円で(株)サンデーヒルズが落札しました。

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上場頭数:215頭(前年218頭)

売却頭数:140頭(前年141頭)

売却率:65.12%(前年64.68%)

平均価格:3,863,929円(前年4,646,241円円)

売却総額:540,950,000円(前年655,120,000円)

(税抜)

(株)ジェイエス代表取締役の服部健太郎氏はセールの後のインタビューで

「色んな方のご協力で無事に開催できたことにほっとしている。購買登録者の中には生産者だけでなく馬主の登録も見られた点についてはーーーどの人にもチャンスがあり、競走生活を終えた牝馬にも価値があることを伝え続けてきた成果が少しづつ出てきたのではないか。今後も上場馬の質を高めていきたい。

 と話しました。

(株)ジェイエスは翌1月にも冬季繁殖牝馬セールを予定しています。

 

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このセールでサラブレッド市場は本年最後になりました。

2020年は新型コロナウィルスによって関係者は開催自体に大変頭を悩ませ、振り回された一年でした。 

来年は、世界中が安心して過ごせる一年となることを切に願います。


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2020年のセリが全て終了した北海道市場(静内神森)

ノーザンファーム繁殖牝馬セールが開催されました

昨年に続き2回目となるーザンファーム繁殖牝馬セール2020が10月27日(火)

苫小牧市のノーザンホースパークにて開催されました。

 

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今年は新型コロナウィルス感染予防対策により、セール会場入り口で検温と手指の消毒が徹底され、マスクの着用、会場内の換気、ソーシャルディスタンスの確保などが取り組まれました。

 

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爽やかな秋晴れのもと、10:30より上場馬の比較展示があり、上場の64頭の繁殖牝馬がお披露目されました。

 

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この日の最高価格落札馬は

上場番号47 ダーヌビウス(2017年生・2戦・未供用・父キングカメハメハ、母ドナウブルー)で鬼塚 義臣氏が7,200万円で落札しました。

 

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落札時の様子

 

 

ノーザンファームの吉田俊介副代表はセールを振り返り

 

「ノーザンの名前で始めたセールなので、お客様に来ていただきたくて本来なら牧場に残しておきたいと思う看板になりそうな馬も上場させたのが高評価いただけたのではないかと思う。競馬では結果が出せなかった繁殖牝馬でも、今後ブラックタイプが厚くなる馬として期待している。」

とコメントしました。

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上場頭数:64頭(前年60頭)

売却頭数:62頭(前年57頭)

売却率:96.9%(前年95.0%)

平均価格:11,193,548円(前年8.450.877円)

売却総額:694,000,000円(前年481.700.000円)

(税抜き)

売却総額、売却率ともに、創設年だった前年の成績を上回る結果となりました。

 

 

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この翌日には静内北海道市場にて「ジェイエス繁殖牝馬セール」が開催されました。

そちらの模様もご報告いたします。

オータムセール2020が終了いたしました

1歳市場としては本年最後となるHBA日高軽種馬農業協同組合が主催するオータムセール2020が10月19日(月)~20日(火)の2日間にわたり晴天のなか北海道市場にて開催されました。

 

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先に行われた同主催者セール同様、新型コロナウィルス感染防止対策が講じられ、

来場者の入場制限、入り口での消毒と検温、セール会場内のソーシャルディスタンスを保つために会場裏手にセリ上げ可能な特設会場を設置。

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新たな試みとしては、将来のオンライン化に向けて試験的に裏手特設会場に4台のパソコンを設置。

登録した人がオンラインで入札が可能なシステムを導入し、本セリでは4頭がオンラインビットで落札されました。

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オンラインビット第一号落札のシーン

No.99 ミュゼフローレンス2019 岡田繁幸氏 落札

 

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購買登録者の数は1,004名と前年より203名増。全体的に価格が抑えられたのもあってか、売却率は78.3%と過去最高となりました。

 

 

 

 

 

木村 貢市場長はオータムセール後のインタビューで、

「前半半年はしんどかった。」とこの一年を振り返り、

 

 

「色々検討してきた中、セレクションセールとサマーセールを合わせた事による相乗効果が予想以上の結果をもたらし、素直に喜んでいる。」と話しました。

 

 

「トレーニングセールが開催できなかったにも関わらず2020年は過去最高の成績。新型コロナウィルス感染が心配される中で多数のご購買をいただけたのは皆様のご理解とご協力があってこそ。厚く御礼申し上げます。」

 

 

 

オンラインビットについて

 

 

「システム自体はよくできている。来年はオリンピックも見据え段階的にオンライン入札を取り入れ、トレーニングセールは絶対に開催したい。」

と意欲を見せ、

「来年の2歳競馬で活躍する馬たちを無事送り出せた。今後も北海道市場を盛り上げていきたい。」と締めくくりました。

 

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オータムセール2020成績        (税別)

上場頭数 466頭(牡 187、牝 279)

落札頭数 365頭 (牡 154、牝 211) 

売却総額 1,259,940,000円

平均価格 3,451,890円

売却率  78.33%

 最高額馬 12,100,000円

   コウユーノミチ2019(父エスポワールシチー)  販売者:(株)アフリートファーム

   犬塚 悠治郎  氏落札

 

 

 

 

今後のセールの予定

次週10月27日(火)千歳ノーザンホースパークにてノーザンファーム繁殖牝馬セール

翌10月28日(水)には静内北海道市場にて(株)ジェイエス繁殖牝馬セールが開催されます。

 

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セプテンバーセール2020が終了いたしました

HBA日高軽種馬農業協同組合が主催するセプテンバーセール2020が

9月22日(火)~24日(木)の3日間にわたり北海道市場にて開催されました。

全日、秋晴れのセリ日和の中の開催となりました。
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サマーセールの上場馬頭数との兼ね合いにより

2019年に新設されたセプテンバーセールは今年2回目を迎え、

購買登録者数は1,000名と、昨年の850名を超えました。

 

3日間の開催では1,000万円を超える落札馬が20頭以上おり、

主催者が目指すところの「馬の成長度に合わせたセールを選ぶ」という目標に少し近づいたといっていいのではないでしょうか。

2日目に上場したアートリョウコ2019 (牡・父ヴァンセンヌ)は、兄バビット(バビットは2018年HBAオータムセールで150万円で落札されています)直前の9月21日にセントライト記念を制したばかりという、この上ないタイミングで上場し、2,500万円という最高価格で落札されました。
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セプテンバーセール2020成績        (税別)

上場頭数 601頭(牡 250、牝 351)

落札頭数 451頭 (牡 196、牝 255)

 

売却総額 2,010,200,000円

平均価格 4,457,206円

売却率  75.04%

 

最高額馬 25,000,000円

       アートリョウコ2019(父ヴァンセンヌ)  (有)大北牧場生産

       ディアレストクラブ㈱落札

 

 

オータムーセールは10月19日(月)~20日(火)に開催予定です。

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2020JRA北海道シリーズが終了いたしました

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客競馬が行われた今年の札幌競馬。
9月6日に無事、全レースが終了いたしました。

緑のターフ、どこまでも広がる青い空が魅力の夏の札幌競馬場。

来年こそは大観衆の前で、故郷北海道の大地を駆け抜けるサラブレッドたちをファンの皆様と応援できる日をーーー楽しみにしています!

 

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HBAセレクション・サマーセールが終了いたしました

選抜されたサラブレッド1歳のセレクションセールが8月24日に、
続いて25日~28日までの4日間は、サマーセールが
北海道静内の北海道市場で開催されました。

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これまでと違った点は
新型コロナウィルスの感染防止対策として
・購買登録は事前登録のみ受付
・購買登録者1名に対し、随行者1名まで
・一般来場者お断り
・販売申込者・スタッフ・運営関係者事前登録
・入構章必須
・入場口での検温・消毒
・館内換気
が徹底され、
セリ会場での密を避けるため、鑑定台の裏手にあたる屋外にもビットエリアを新設しまし
た。

 

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木村 貢 市場長は開会の挨拶で
「今年のトレーニングセールが緊急事態宣言により開催がかなわなかったことをお詫びし、
今後の自然災害やコロナ禍の中でのせりの在り方を検討し、
通常セリに加えてネットで参加できるハイブリッド方式を可能に進めていきたいのでご理解
をいただきたい。」
と、国内情勢に合わせた市場対応の意思を宣言しました。
 
感染者数拡大により、成績が予想できなかった今回のセールでしたが
セレクション、サマーセール共に
売却総額、平均価格が過去最高を記録する結果になりました。
 
 
セレクションセール2020成績      (税別)
上場頭数223頭(牡 159、牝 64)
売却頭数184頭(牡 137、牝 47)
売却総額 3,263,000,000円
平均価格 17,733,696円
最高額馬
キルシュワッサー2019 (牡・父ドゥラメンテ) (有)天羽禮治牧場生産
落札額 72,000,000円    廣崎利洋HD(株) 落札

 

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サマーセール2020成績        (税別)
上場頭数1072頭(牡 597、牝 475)
売却総額 5,201,700,000円
平均価格 6,305,091円
最高額馬
ナナヨーティアラ2019 (牡・父ハーツクライ)  ヒダカシーサイドファーム生産
落札額 48,000,000円   (有)ビッグレッドファーム 落札

 

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セプテンバーセールは9月22日(祝・火)~24日(木)に開催予定です。

 

 

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いよいよ明日7月25日(土)より札幌競馬が始まります

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、

札幌競馬は無観客での開催になります。

詳細及び最新の情報につきましてはJRAホームページをご確認ください。

http://www.jra.go.jp/news/202007/071703.html

   

今の札幌競馬場の様子を写真でお送りします

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セレクトセール2020が開催されました

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世界でも有数のサラブレッドせり市場となったセレクトセール。

コロナ渦においてその開催自体も危惧されましたが、日本競走馬協会は早くに通常開催を決定。

新型コロナウィルスの拡大防止・感染対策として、販売者、購買者、報道関係者の会場への入場制限、席数を減らし、入場時には検温と消毒が徹底して行われました。

電話による入札も受付されたこともこれまでとの違いとなりました。

 

7月13日(月)は1歳馬249頭、14日(火)は当歳馬226頭が上場。

購買者登録した馬主の数は前年に比べ10%減りましたが会場の活気はそのままに

 

昨年急死したディープインパクトとキングカメハメハの産駒がセレクトセールに上場するのは今年が最後となり、この2頭の産駒においては特に注目が集まりました。

 

初日はディープインパクト産駒の牡、シーヴの2019が1歳セリ史上最高額となる5億1000万円(税抜)で落札され

 

2日目の当歳セリでも全兄にアメリカのG1を2勝したヨシダがいる、ハーツクライ産駒の牡、ヒルダズパッションの2020が3億8000万円(税抜)で落札されました。

 

ノーザンファーム代表吉田勝己氏は

「生産界が回っていくためにはまずはセリをやれればよいと思っていた。」と語っていましたが

 

ふたを開けてみれば、セール全体では史上二番目の売り上げとなる187億6200万円(税抜)を記録。

新型コロナウイルスの影響をほとんど感じさせない盛況ぶりをみせた結果となりました。

 

セールを主催する日本競走馬協会の吉田照哉会長代行は最終日を終えたインタビューで

「この難しい環境にかかわらず、いい馬にいい値段がついたと思いました。世界と比べても繁殖のレベルが上がっている。競馬がある限りはセリを続け、日高の牧場にも上場してもらい、生産者・お客様にとっても魅力的なセリにしてみんなで盛り上げていきたいと思います。」と二日間を振り返っています。

 

2日間開催合計

上場頭数:475頭

売却頭数:432頭

売却率:90.9%

平均価格:43,428,241円

売却総額:18,761,000,000円

(消費税別)