札幌馬主協会

お知らせ・イベント

オータムセールが開催されます

馬産地ではサラブレッド親子の離乳が進み、親子一緒の姿をみることが少なくなってきました。
短い秋がやってきています。

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1歳セール最後のせり市場となるオータムセールが10月18日、19日に開催されます。
オーナーの皆様にとってはセリで購入してからデビューまで最短で迎えられるという魅力があります。
 
 

新規登録馬に加えて本年度開催された国内1歳市場に申込歴のある馬からの再上場馬が出揃い、全508頭のラインナップとなりました。
今回も新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を講じて「通常開催」いたします。
※やむを得ずご来場できない場合に限り、WEBサイトを利用したオンラインビッドシステムによる購買参加が可能となります。
※購買者登録は事前登録のみとなります。

そのほか詳しくは主催者サイトでご確認ください。
 

HBA日高軽種馬農業協同組合 
 

オータムセール2021 
 
10月18日(月)~19日(火)2日間開催
展示  8:30~
せり  12:00~
 1日目 10月18日(月) 233頭 № 1~233   新規馬
 2日目 10月19日(火) 275頭 № 234~508  再申込馬※
 【計508頭/♂208、♀300】
※再申込馬とは、本年度開催された国内1歳市場(セレクションセール、サマーセール、セプテンバーセール、セレクトセール、八戸市場、九州市場)に申込歴のある馬です。

セプテンバーセールが開催されました

2021年9月21日(火)~22日(水)の2日間に渡り、セプテンバーセール2021が、北海道市場にて開催され478頭が上場されました。

セプテンバーセールはサマーセールの上場頭数を分散させる目的で2019年より設立された3年目になるセールです。

 

北海道も緊急事態宣言下にありましたが、この度も新型コロナウィルス感染予防対策が講じられながらの通常開催となりました。

購買登録者数は1,002名と、昨年とほぼ変わらず。

引続きオンラインビットとのハイブリッド入札制度が設けられ、事前登録した61名の購買者が遠距離からでも馬を購入できる体制で開催を迎えました。

 

9月21日(火) 1日目

 

セプテンバーセール初日は秋らしい陽気で始まりました。

8時半から各上場番号順に比較展示が行われ、サマーセールと同様、多くの購買者がじっくりと見定める光景がありました。  

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セール開始前の木村貢市場長の挨拶では、2018年に北海道市場セレクションセールにて取引され、

先日フランスのGⅡフォワ賞を優勝したディープボンド号の快挙を紹介し、今後も北海道市場から活躍馬が出ることを期待したいと話しました。

 

その期待に応えるようにセール開始直後から活発な声がかけられ、セプテンバーセールは順調な滑り出しとなりました。

この日の最高落札額馬は ルドラ2020(父シルバーステート) で2400万円でした。

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21日 1日目成績】

上場頭数 244頭  (牡108頭、牝136頭)

落札頭数 184頭  (牡89頭、牝95頭)

売却率  75.4% (牡82.4%、牝69.85%)

売却総額(税込) 831,490,000円 (牡462,220,000円、牝369,270,000円)

平均価格(税込) 4,518,967円 (牡5,193,483円、牝3,887,053円)

最高価格(税込) 26,400,000円

No.95 ルドラ2020

父シルバーステート 母ルドラ (母父Cape Cross)

落札者 二宮 幸三 氏

販売者 土田農場

 

 

 

9月22日(水) 2日目

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2日目は朝から雲が広がり、強めに吹く風が雨の訪れを感じさせながらお昼までは心配された天気が持ちました。

午後になって一時本格的に雨が降ってきたものの、次第に小雨へと落ち着きました。

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雨の中でも生産者たちは馬を磨き上げ、出番に備えます。

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この日の最高価格は3100万円で落札されたアマルフィターナ2020。

昨日に引き続き最高価格はシルバーステート産駒でした。

 

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最終日の終了時刻は18時前でしたが、先月のサマーセールと比べて早い陽の沈みに秋の気配を感じさせられました。

 

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【22日 2日目成績】

上場頭数 234頭 (牡96頭、牝138頭)

落札頭数 162頭 (牡74頭、牝88頭)

売却率  69.23% (牡77.08%、牝63.76%)

売却総額(税込) 858,660,000円 (牡463,980,000円、牝394,680,000円)

平均価格(税込) 5,300,370円  (牡6,270,000円、牝4,485,000円)

最高価格(税込) 34,100,000円 

No.339アマルフィターナ2020

父シルバーステート 母アマルフィターナ (母父シンボリクリスエス)

落札者 了德寺健二ホールディングス(株)

販売者(有)アクセス・ワン
 
 
 

【2日間総合成績】

上場頭数 478頭 (牡204頭、牝274頭)

落札頭数 346頭 (牡163頭、牝183頭)

売却率  72.38% (牡79.90%、牝66.79%)

売却総額(税込) 1,690,150,000円 (牡926,200,000円、牝763,950,000円)

平均価格(税込) 4,884,827円 (牡5,682,209円、牝4,174,590円)

最高価格(税込) 34,100,000円

No.339アマルフィターナ2020

父シルバーステート 母アマルフィターナ(母父シンボリクリスエス)

落札者 了德寺健二ホールディングス(株)

販売者 (有)アクセス・ワン

 

オンラインビッドによる最終落札頭数は13頭(全売却頭数の3.76%)で、

一度でもオンラインビッドが入った頭数は40頭(全売却頭数の11.56%)でした。

 

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来月は北海道市場今季最後の1歳セールとなるオータムセールを迎えます。

 

 

 

 

 

セプテンバーセールが開催されます

暑かった夏が終わり、一段と青空が高く見えるようになりました。

最近は放牧地に離乳した当歳馬たちが多くみられるようになってきました。

 

9月21日、22日はHBA北海道市場でセプテンバーセールが開催されます。

2019年に新設されたこのセプテンバーセール。

これまで高額で取引されている馬がいることもあり

このセールを目標に無理なく成長を続けてきた1歳馬たちが上場されます。

 

 

2021 セプテンバーセールをオンラインビッドで落札をお考えの方は事前登録された方のみとなっています。

そのほか詳しくは主催者サイトでご確認ください。

 

HBA日高軽種馬農業協同組合

セプテンバーセール2021

9月21日(火)~22日(水)の2日間開催
〈上場日割〉 9月21日(火)272頭 №.1~272

9月22日(水)258頭 №.273~530

【 計 530頭/♂227、♀303】

 

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今年の北海道シリーズが終了しました

新型コロナウィルス感染症対策で入場者は限定ではあるものの
有観客での開催が叶った今年の夏競馬。
2年ぶりの歓声が札幌競馬場に戻りました。

東京オリンピックマラソン・競歩も開催されたため
札幌~函館~札幌と変則開催となり
歴史的に見ても異例の開催となりました。

最終日となった9月5日には、全レース終了後に芝コースが開放され、
ファンたちは名残惜しそうにターフを歩いて思い出に残していました。

来年はもっとたくさんの観客を迎えられるようになっていますように。

 

札幌競馬を写真で振り返ります

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サマーセールが開催されました

8月23日から27日まで、静内の北海道市場においてサマーセールが開催されました。

今年は申し込み頭数が1413頭と多数であったため、

当初の4日間を1日延長して5日間で行われました。

 

23日(月) 初日

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初日は朝からあいにくの雨模様でしたが、多くの来場者があり、

8時からの比較展示で真剣な眼差しを1歳馬たちに向けていました。

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12時にセリがスタート。

1頭目のタイニーダンサー2020(父ヘニーヒューズ)がいきなりこの日の最高額となる4200万円を叩き出しました。

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この後も熱い競り合いが続き、初日は終了時間が19時50分と長丁場になりました。

 

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【1日目成績】

上場頭数 287頭 (牡163頭、牝124頭)

落札頭数 208頭 (牡119頭、牝89頭)

売却率 72.47% (牡73%、牝71.77%)

売却総額(税込) 1,505,020,000円 (牡1,003,310,000円、牝501,710,000円)

平均価格(税込) 7,235,673円 (牡8,431,176円、牝5,637,191円)

最高価格(税込) 46,200,000円

No.1タイニーダンサー2020

父ヘニーヒューズ 母タイニーダンサー(母父サウスヴィグラス)

落札者:宮崎 俊也 氏

販売者:(有)グランド牧場

 

 

 

 

24日(火)2日目

 

2日目の24日、日中は晴れ間こそあったものの、厚い雲に覆われ、時折霧雨が降りました。

それでも、午前中の比較展示に視線を送る人は初日より増え、セリの好調ぶりがうかがえました。

 

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この日の最高価格は、ココモオレンジ2020(父ダンカーク)で2600万円でした。

コロナ禍でもあり、オンラインでの参加も多く見られました。

 

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【24日2日目成績】

上場頭数 272頭 (牡140頭、牝132頭)

落札頭数 213頭 (牡110頭、牝103頭)

売却率 78.3% (牡78.57%、牝78.03%)

売却総額(税込) 1,441,330,000円 (牡817,410,000円、牝623,920,000円)

平均価格(税込) 6,766,808円 (牡7,431,000円、牝6,057,476円)

最高価格(税込) 28,600,000円

No.543ココモオレンジ2020

父ダンカーク 母ココモオレンジ(母父キングカメハメハ)

落札者:小笹 公也 氏

販売者:(有)大島牧場

 

 

 

25日(水)3日目

 

折り返しとなる3日目の25日は、朝から時折強い雨に見舞われました。

セリの途中には館内表示の現在価格や落札者の表示がされないというアクシデントがありました。

一時的に進行が中断したものの、競りあげやオンラインビッドには影響がなく、復旧するまでセリは続行されました。

 

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最後には珍しい場面も。

ラストの上場馬が退場して程なく再上場馬1頭の申し込みがあり、

一旦終了したあと再度競り上げが始まり、3日目が終了しました。

 

この日の最高価格は、フォルクスオーパー2020(父シニスターミニスター)で2800万円でした。

 

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【25日3日目成績】

上場頭数 276頭 (牡146頭、牝130頭)

落札頭数 206頭 (牡112頭、牝94頭)

売却率 74.64% (牡76.71%、牝72.3%)

売却総額(税込) 1,397,990,000円 (牡883,300,000円、牝514,690,000円)

平均価格(税込) 6,786,359円 (牡7,886,607円、牝5,475,426円)

最高価格(税込) 30,800,000円

No.655フォルクスオーパー2020

父シニスターミニスター 母フォルクスオーパー(母父テイエムオペラオー)

落札者:(株)吉澤ステーブル

販売者:(有)宮内牧場

 

 

 

 

26日(木)4日目

 

4日目の26日、会場の大きな注目を集めたのは静内農高生産馬、ナリタトップスター2020(父マクフィ)でした。

昨年は同校の生産馬テイエムケントオー(父マクフィ、母マドリガルスコア)が2500万円で落札。

今年は(有)ミルファームが520万円で落札しました。

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ナリタトップスター2020が鑑定台に姿を現すとオークショニアから農高生へのエールがアナウンスされ、

落札後は拍手が送られるという心温まるシーンもありました。

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この日は5日間で最も売却率が良く、最高価格はサトノベリーニ2020(父シルバーステート)で3300万円でした。

 

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【26日4日目成績】

上場頭数 252頭 (牡144頭、牝108頭)

落札頭数 202頭 (牡118頭、牝84頭)

売却率 80.15% (牡81.94%、牝77.77%)

売却総額(税込) 1,473,010,000円 (牡1,005,950,000円、牝467,060,000円)

平均価格(税込) 7,292,129円 (牡8,525,000円、牝5,560,238円)

最高価格(税込) 36,300,000円

No.1112サトノベリーニ2020

父シルバーステート 母サトノベリーニ(母父キングカメハメハ)

落札者:二宮 幸三 氏

販売者:(有)フジワラファーム

 

 

 

 

 

 

27日(金)最終日

そして最終日の27日。ようやく好天に恵まれました。

 

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この日は、すっかりなじんできたオンラインによるビッドが目立ちました。

最高価格はスピナッチ2020(父シニスターミニスター)の2500万円でした。

 

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最後まで活発なセリが続き、5日間という長丁場で行われたセールは無事終幕しました。

 

【27日5日目成績】

上場頭数:249頭(牡143頭、牝106頭)

落札頭数:175頭(牡106頭、牝69頭)

売却率:70.28%(牡74.12%、牝65.09%)

売却総額(税込):1,095,050,000円(牡721,160,000円、牝373,890,000円)

平均価格(税込):6,257,429円(牡6,803,396円、牝5,418,696円)

最高価格(税込):27,500,000円

No.140スピナッチ2020

父シニスターミニスター 母スピナッチ(母父ゼンノロブロイ)

落札者:落合 幸弘 氏

販売者:(有)谷川牧場

 

 

 

【5日間総合成績】

上場頭数  1,336頭 (牡736頭、牝600頭)

落札頭数 1,004頭 (牡565頭、牝439頭)

売却率 75.15%

売却総額(税込) 6,912,400,000円 (牡4,431,130,000円、牝2,481,270,000円)

平均価格(税込) 6,884,861円 (牡7,842,708円、牝5,652,096円)

最高価格(税込) 46,200,000円

No.1タイニーダンサー2020

父ヘニーヒューズ 母タイニーダンサー(母父サウスヴィグラス)

落札者:宮崎 俊也 氏

販売者:(有)グランド牧場

 

 

 

 

 

 

オンラインビッドによる最終落札頭数は53頭(全売却頭数の5.28%)で、

一度でもオンラインビッドが入った頭数は236頭(全売却頭数の23.51%)でした。

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緊急事態宣言発令が迫る中、無事にサマーセールが終了しました。

今後、オンラインビットの需要も更に高まっていくのではないでしょうか。

 

先行きが見えない中でも関係者たちは休む間もなくこの後9月に開催されるセプテンバーセールの準備へと取り掛かることになります。

 

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HBAサマーセール2021が開催されます

 

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HBA日高軽種馬農業協同組合が主催するサマーセールが

8月23日(月)から27日(金)までの日程で北海道市場にて開催されます。

 

種牡馬のラインナップも豊富で愛馬を選ぶ場として魅力的な市場となっているこのサマーセール。

今年は1,413頭が上場予定。

(牡 781頭、牝 632頭)

申込頭数が膨らんだため当初設定していた開催日数を一日増やして5日間での開催となります。

 

上場日割は以下の通り

8月23日(月)296頭 №.1~296
8月24日(火)286頭 №.297~582
8月25日(水)293頭 №.583~875
8月26日(木)277頭 №.876~1152
8月27日(金)261頭 №.1153~1413

 

各日比較展示は8時から、

せり開始は12時からです。

 

主催者サイトはこちら HBAサマーセール

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事前に登録され、

入構章をお持ちの方のみご入場できます。

 

第2回 札幌競馬が開催されます

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大変な暑さに見舞われた北海道も、今週に入りやっと平常を取り戻したでしょうか。

函館競馬が終わり、いよいよ札幌競馬が始まります。
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馬場の状態チェックも終わりました。

 

いよいよ開幕した札幌競馬では

オンラインで参加できるコンテンツを沢山用意しておりますので

ステイホームでも、どうぞお楽しみください!!

 

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札幌競馬場で現在開催中の特別展示がみれる

3D VIEW  は必見です!

まるで札幌競馬場にいるかのような体験ができます。

 

 

詳しくはこちらをご覧ください  ↓ ↓ ↓

 

第2回札幌競馬 パンフレット_ページ_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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セレクションセールが開催されました

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日高の夏のセリ開幕を告げるセレクションセールが猛暑のなか、7月27日に静内神森にある北海道市場にて行われました。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から8月の下旬にサマーセールの直前開催となりましたが、今年は通常通りのスケジュール。

 

前日展示から好天に恵まれ、たくさんの来場者が汗をぬぐいながら熱心に見入っていました。その真剣な表情は本セールの盛況を予感させるものでした。

セレクションセール報告

 

 

 

 

 

 

 

 

感染拡大が危惧されるコロナ禍ではありましたが、昨年と同様に入場者数の制限を行い、マスク着用、入り口では手指の消毒、検温を実施。

歓談できるスペースにはパーテーションを設けるなど、徹底した対策が行われました。

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上場馬は、昨年を11頭上回る234頭。
セール当日の天候と同じように序盤から熱い競り合いが繰り広げられました。

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特に目立ったのは、
昨年の牝馬3冠馬デアリングタクトや今年の皐月賞馬エフフォーリアと2年連続でクラシックホースを送り出したエピファネイア産駒。
落札額トップ5のうち1、2、4番目タイとなる3頭が同産駒でした。
今回のセレクションセールの最高価格は
No.154スリーアロー2020(牡)で6000万円。

セレクションセール報告6

 

 

 

 

 

 

 

 

3000万円のファーストコールがかかると、3200万円、4000万円、4500万円、5000万円、5500万円と途中からは500万円刻みで上がり、

最後は嶋田賢氏の6000万円の声にハンマーが落ちました。

セレクションセール報告7

 

 

 

 

 

 

 

2番目はNo.130スマッシュ2020(牡)で、5400万円。

井山登氏が、前月にユニコーンSを勝ったスマッシャーの半弟を落札しました。

セレクションセール報告8

 

 

 

 

 

 

 

 

今年が初年度ですでに活躍しているドレフォン、シルバーステート産駒も好調でした。

No.50スズカエルマンボ2020(牡・父ドレフォン)は4200万円で猪熊広次氏が落札。

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新型コロナウイルスの影響で昨年のオータムセールから導入準備がされてきたオンラインビッド。

「ピンポーン」とオンラインによる入札を知らせる電子音が度々会場内に響き、最終的に8頭がオンラインで落札されました。

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終始、活発だった本セールは午後6時過ぎまで続き、 売却総額・売却率・平均価格全てでレコードを更新しました。

セリ終了の頃には暑さがやわらぎ過ごしやすくなりましたが、熱い競り合いの余韻を残したまま終幕しました。

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セレクションセール2021成績
購買登録者数 886名 (うち、オンラインビット登録者数は48名)
上場頭数  234頭  (牡167頭、牝67頭)
売却頭数  202頭  (牡144頭、牝58頭)
売却総額 4,015,770,000 円  (牡 3,054,150,000 円、牝 961,620,000 円)
売却率   86.32%  (牡 86,22%、牝 86.56 %)
取引平均額  19,880,050 円  (牡 21,209,375 円、牝 16,579,655 円)

(税込)

 

 

来月は同市場で 23 日(月)から 27 日(金)まで 5 日間の予定でサマーセールが開催されます。
主催者サイト https://www.hba.or.jp/ より
新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を講じて「通常開催」いたします。
※やむを得ずご来場できない場合に限り、WEBサイトを利用したオンラインビッドシステムによる購買参加が可能となります。
※購買者登録は事前登録のみ。
購買を希望される方は、「購買参加誓約書」を2021年8月8日までにご提出ください。

セレクションセール2021が開催されます

HBA日高軽種馬農業協同組合が主催するセレクションセール。

毎年多くの活躍馬を当セールから送り出しています。

今年も585頭の中から選考委員会に選別された240頭が上場されます。

 

新型コロナウィルス感染症の影響により8月のサマーセールと併せて行われた昨年のセレクションセールでしたが、

今年は感染症対策を万全にし事前に登録することによって通常セリと、

オンラインビットも採用するハイブリッド式での開催になります。

 

 

セレクションセール2021
開催日:2021年7月27日(火)
前日展示(7月26日)は10時から17時の間で実施
セリ開始時時間:am10

主催者サイトはこちら HBAセレクションセール

 

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セレクトセール2021が開催されました

蝦夷梅雨がしつこく居座るなか、セレクトセール初日がスタート。

今年の購買登録者数は736名(うちオンライン登録は7名)となりました。

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昨年と同様、入り口で検温と手指の消毒、鑑定後の立ち写真は密にならないように代表撮影のみと

コロナウイルス感染拡大防止策をしっかり講じての開催です。

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あいにくの雨となりましたが、1歳セッションは悪天候を吹き飛ばすような盛況ぶり。

 

2019年にこの世を去ったディープインパクト産駒のラストクロップ、上場番号1番のゴーマギーゴーの2020(牡)が登場すると、

いきなり「2億円」の声。

会場がどよめくなか、3億円でハンマーが落ちました。

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貴重なディープインパクト産駒は4頭が上場。

1頭は主取りとなりましたが、全てミリオンホースとなり、ターフに立つ日が待ち遠しく思えます。

1歳の上場頭数は242頭で、落札率は93.4%。落札総額は116億3300万円と過去最高額を記録しました。

 

 

この日の最高価格は、前述のゴーマギーゴーの2020(牡・父:ディープインパクト)と母が米G1勝ち馬のファイネストシティの2020(牡・父:ロードカナロア)で3億円。

それぞれ、長谷川祐司氏、藤田晋氏が落札しました。

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2日目の当歳セッションは朝8時から展示がスタート。

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初日の雨雲は去って好天の下、大好きなお母さんの横で寝ころんでリラックスする様子は、真剣に見定める購買者の顔をほころばせました。

 

しかし、ひとたびセリが始まると当歳馬たちの表情もキリリと引き締まります。

 

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トップで登場したレイデオロのファーストクロップ、ファイネストシティの2021(牡)は1億6000万円のミリオン超えとなりました。

 

この後も白熱した競り合いが続き、小笹芳央氏に4億1000万円で落札されたキズナ産駒、セルキスの2021(牡)は2日間を通しての最高価格。

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2位はヤンキーローズの2021(牡・父:ロードカナロア)の3億7000万円で、(株)ダノックスによる落札でした。

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長らく種牡馬のツートップを務めていたディープインパクト、キングカメハメハが去り、

すでに活躍馬を送り出しているロードカナロア、キズナ、エピファネイアに加え、2歳戦が好調なシルバーステート、レイデオロ、サトノダイヤモンドなど

“新顔”の産駒もミリオンを突破。新たな時代の到来を感じさせました。

 

 

2日目は230頭が上場。落札率は92.6%で、落札総額は109億2300万円と初の100億超えとなりました。

コロナ禍ではありましたが、2日間の落札率93.0%、落札総額225億5600万円も過去最高をマークの大盛況でした。

 

 

“ウマ娘”を手がけるサイバーエージェント社長の藤田晋氏が初参加の2日間で計18頭を総額23億6700円で購入して注目を大いに集めるなど、

人馬ともに新しい風が吹き、2021年のセレクトセールは幕を閉じました。

 

 

1日目1歳結果
上場頭数:242(牡142頭、牝100頭)
落札頭数:226(牡134頭、牝92頭)
売却率:93.4%(牡94.4%、牝92.0%)
売却総額(税別):11,633,000,000

 

2日目当歳結果

上場頭数:230(牡151頭、牝79頭)
落札頭数:213(牡140頭、牝73頭)
売却率:92.6%(牡92.7%、牝92.4%)

売却総額(税別):10,923,000,000